聖地巡礼 黒部の山賊になる 2日目

2日目(8月17日)
翌日は快晴・・・もうひと釣りしてから奥黒部に向かいます




朝は水温が低く、魚の活性が低いのを承知で渓に入ります




ほどなくして出ました
昨日と同じようなポイントで、大型フライに食らいついてくれました
その後もう一匹追加・・・サイズは25cm程度ですが、引きの強いイワナ達で
感覚的には泣尺くらいの強さがあります
ありがとう、また遊びに来るから元気でな・・・




山小屋に戻って釣りから登山装備に変身・・・多くの登山客が渡船待ちの休憩に来ています
談笑や情報交換しながら装備を整えて
女将さんに明後日の再会を約束・・・船に向かいます




湖面を吹く風が涼しい・・・
居合わせた山ガール(ソロのガチ装備)とお話が盛り上がり、ヒュッテでの再会を約束しました




船を降りて相変わらずのアップダウンを行くと、黒部湖はやがて黒部川に・・・
ついに憧れの黒部川源流域に入り始めました
川面から50~100mくらいの高度を歩くのでスリル満点です



途中で山ガールと再会して給水、休憩・・・そして私は再び後攻でハシゴ地獄を堪能・・・
午前は晴れていたのに、午後になると険悪な雲が現れて雷雨に・・・
雨フル装備にしてさらにペースダウンして歩きます・・・




中盤を過ぎてハシゴ地獄もそろそろ終わり・・・
雨も小降りになり、雷も遠のき、危ない所も少なくなってきました
あと少し・・・
心に余裕ができて川のポイントを観察しながらのんびり行きます





16:00 コースタイムの倍の4時間をかけてヒュッテに到着・・・苦しかった
でも、無事に到着できたのでヨシとします
宿泊の手続きを済ませると山ガールと再会・・・お互いの無事を喜び合います
石鹸の香りがする彼女を前に、私がケモノ臭を放っているのに気づきました(笑)
ヒュッテは登山客で賑わっているので、風呂は夕食後の楽しみにしました





山ガールと席を並べて夕食・・・
サバイバル釣行について根掘り葉掘り訊かれます
他の方も私の周りに来て、聞き耳を立て始めました・・・
道があり、山小屋がある一般登山の方々には私のサバイバル釣行が信じられないようです
「超人」「ヘンタイ」とお褒めの言葉を頂きました(笑)
夕食後はキャンプされている同年代の釣りパーティーの方々と酒を片手に談笑・・・
同年の男性と1つ年下の女性と若者で、今日釣り終えて明日下山するそう・・・
ありがたいことにポイントの情報を教えていただきました
そして「初見で、単独で奥黒部に釣りに来るのは、かなりのヘンタイ」
と、お褒めの言葉を頂きました(笑)
大変素晴らしい山小屋の夜を満喫できました

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